旧アイテックのやばい6つの評判|アースジャパンに譲渡後に所得隠しが判明

アイテック(ITEC)は、美容製品や水素生成器などの製品を取り扱う会社であり、ネットワークビジネスを展開していました。

現在はアースジャパン株式会社に社名を変更しています。

口コミを見ても「やばい」「業務停止」「違法勧誘」といったワードがたくさんでてきます。

今回は旧アイテックがなぜやばいと言われているのか、理由について解説していきます。

アイテックインターナショナルとは

画像引用アースジャパン株式会社

アイテックは「株式会社JMS」という社名でしたが、平成30年にアイテックインターナショナルに変更。

平成29年12月頃から、アイテックは化粧品や水素生成器などの製品を用いたマルチ商法を展開します。

ビジネスモデルでは、新規の顧客を獲得した会員に報酬が支給される仕組みが取られていました。

旧アイテックインターナショナルの企業情報

企業名アイテックインターナショナル株式会社
設立2018年12月
本社東京都中央区銀座5-14-1
代表荒見 悠有記(あらみ ゆうき)
売上2020年140億円
事業内容化粧品、健康食品、水素系機器の販売

アイテック(ITEC)は、前身の会社である株式会社JMS(ジャパン・メディカル・サイエンス)があります。

株式会社JMSの代表は、山口孝榮氏です。

その後、社名をアイテックインターナショナルに変更し、株式会社JMSでは代表でもあった山口孝榮氏は、自称相談役として、アイテックに関与します。

業界の情報通の間では周知の事実として、アイテック(ITEC)と姉妹ネットワークであるアウラとの間には深い関係があると言われています。

アイテック(ITEC)の加盟店はフランチャイズ契約と主張していますが、実際には連鎖販売取引に該当するため、フランチャイズとしての契約は法律違反とされています。

AiMS(アイムス)株式会社に変更?

インターネットで検索すると、アイテックインターナショナルの加盟店事業は、AiMS(アイムス)株式会社に事業譲渡されたという内容もあります。

どうやら旧アイテックの社員が加盟店に「AiMS(アイムス)株式会社に事業譲渡される」とLINEで情報を流したことで、広まったようです。

実際は新しい会社を立ち上げて、加盟店を移動させようとしていたみたいですね。

調べてみましたが、現時点で何をしているのか実態は不明です。

異なる人物を続けて社長に任命し、同じ手法を繰り返すのはどうなのでしょうか……。

頻繁に社名が変わるため、名前を忘れてしまった人もいるようです。

株式会社生命科学研究所に変更?

画像引用株式会社生命科学研究所公式HP

調べてみると同じ住所に「株式会社生命科学研究所」という会社もありました。

企業名株式会社 生命科学研究所
設立2022年5月20日
本社石川県金沢市諸江町中丁177-1
代表榎本 正児
岸川 建
売上
事業内容老化に関連する予防対策およびその研究開発関連商品の卸、小売販売

社名が変わっても「勧誘された」人もいるようですね。

「いのちの幹」という、植物幹細胞エキス含有食品をメインに活動をしていたようです。

もちろんアイテックインターナショナルで扱っていた商品も販売しています。

アースジャパン株式会社の企業情報

画像引用アースジャパン株式会社

アイテックインターナショナルは、2022年11月7日にアースジャパン株式会社に社名を変更しました。

株式会社JMS

アイテックインターナショナル株式会社
AiMS(アイムス)株式会社
株式会社生命科学研究所
アースジャパン株式会社

あまりにも社名が変わりすぎて、覚えきれない人もいるのではないでしょうか。

企業名アースジャパン株式会社
設立2022年11月7
本社石川県金沢市諸江町中丁177ー1
代表不明
売上
事業内容化粧品、健康食品、水素系機器の販売

代表はアイテックの代表を務めた荒見 悠有記氏といううわさもありますが、現時点で不明です。

公式サイト

旧アイテックの人気化粧品

アイテックの商品は、公式サイトはもちろんAmazon楽天市場でも販売されています。

商品自体の評価は良く、使用した人からも高評価でした。

ここでは人気商品を解説していきます。

PDS MATRIX NMN-X エキス

イテックの製品には、特殊技術のnanoPDS技術と注目の成分NMNが含まれています。

NMNは角質層に浸透し、肌の水分をしっかり保持する役割を果たします。

角質層の状態を改善することで、肌の「潤い感」「透明感」「滑らかさ」といった美しさを保てます。

  • 何をしても変わらない肌をなんとかしたい
  • 肌のきめを整えたい
  • 肌の集中ケアをしたい
  • リフトアップしたい
  • 肌のシミやくすみをなんとかしたい

製品を使ってみて、肌にハリやツヤが出て、肌のトーンも明るくなった人もいるようです。

PDS MATRIX NMN-X エキスは5mL入りで、価格は8,000円(税別)です。

DDS MATRIX エキス

エイジングケア力を備えている美容液で、肌に豊かな潤いを与え、もっちりと柔らかくハリのある肌へと整えてくれます。

年齢と共に失われがちな肌の輝きやハリにアプローチし、肌本来の美しさを引き出す力をサポートします。

  • ほうれい線が気になる
  • 目元のトラブルに悩んでいる
  • 日焼けによるシミやシワが気になる
  • 年齢よりも老けて見えると感じる
  • 肌のハリが減って、メイクのノリが悪い

塗った日と塗っていない日では肌の状態が全く違うと好評の美容液です。

ただし、「毎日使うとなるとお値段が心配です」というような声がありました。

DDS MATRIX エキスは、5mLの容量で、価格は5,000円(税別)です。

DDS MATRIX プレステージ

DDS MATRIX プレステージは、高度で科学的な計算に基づいて開発された美容液です。

  • 3種類の間葉系幹細胞培養液
  • 5つのグロースファクター
  • NMN
  • アスタキサンチン
  • ナールスゲン

エイジングケア成分がたくさん配合されているため、40~50代の肌トラブルに悩んでいる人におすすめの商品です。

濃密なテクスチャーが肌にしっかりと潤いを与え、ツヤのある健康的な肌を作り上げます。

旧アイテックはやばい!と言われる6つの理由

アイテックに関する相談件数は、全国の消費生活センターにおいて2019年4月から2021年8月15日までの間に492件寄せられました。(秋田県と新潟県を除く45都道府県)

相談者の60%以上が40代以上であり、高齢者の相談が多くなっていると報告されています。

旧アイテックはやばい!と言われる6つの理由
  • 行政処分により6カ月間の一部業務停止命令になった
  • 大学と共同研究をしているかのように説明していた
  • 特定負担を伴う取引の勧誘の目的を明確にしていなかった
  • 特定商取引法の責任を回避しようとしていた
  • 自称相談役は行政処分前に会社を売却して責任逃れ?
  • アースジャパン株式会社は38億円の所得隠しが判明した

ここからはアイテックが「やばい」と言われた理由について解説していきます。

行政処分により6カ月間の一部業務停止命令になった

2021年8月26日に消費者庁は、6カ月間の一部業務停止命令を発令しました。

アイテックインターナショナル(以下アイテック、本社東京都、荒見悠有記社長)に対して、化粧品や水素生成器のネットワークビジネスにおいて特定商取引法(連鎖販売取引、訪問販売)違反があったとしています。

アイテックの加盟店は6万人以上と言われています。

アイテックのビジネスは、年齢が高めで初心者が多く、アップラインが誰なのか分からないこともあったそうです。

紹介した人が責任を持って、ダウンラインを指導しなければいけなかったのでしょうね。

大学と共同研究をしているかのように説明していた

アイテックは、世界的な化粧品ブランドの製品を製造する工場と同一の工場で同時期に製造されているかのように説明していたと言います。

また、実際には共同研究の実態のない複数の大学との共同研究を行って製品を開発しているかのようにも説明していたとのことです。

特定負担を伴う取引の勧誘の目的を明確にしていなかった

会員勧誘の際、特定負担を伴う取引の勧誘の目的を明確にせずに行っていたとされます。

  • 勧誘の際に勧誘目的を明示しなかった
  • 契約に関する重要な情報を不正確に伝える不実告知が行われていた
  • 一般の公衆の出入りしない場所で勧誘活動を行っていた

つまりマルチ商法だと明確にしないまま勧誘を行っていたわけですよね。

このため、アイテックは勧誘目的の明示義務違反も認定されました。

特定商取引法の責任を回避しようとしていた

アイテックは、個人との契約ではなくフランチャイズとして契約することで、特定商取引法の責任を回避しようとしていたという報告があります。

フランチャイズ契約

フランチャイズは事業者同士の契約であり、消費者保護の観点からクーリング・オフの対象外とされています。

一部の消費者は、フランチャイズとして契約したことで、消費者センターでの相談を断られたというケースもあるようです。

アイテックのビジネスはフランチャイズではなく、ネットワークビジネス(連鎖販売取引)です。

消費者は消費者センターに相談できますし、商品の返品・キャンセルも可能です。

自称相談役は行政処分前に会社を売却して責任逃れ?

8月26日に行政処分を受けたアイテックは会社を売却し、同時に自称相談役の山口孝榮氏も永久引退を宣言しました。

山口孝榮氏は同様の手法で会社を潰したり、責任を逃れたりしてきたとされている人物です。

過去に複数の会社を設立してきましたが、その中でウインズインターナショナルでは計画倒産、MEDICでは法人税の脱税、オールインではポンジスキームによる詐欺疑惑など、悪い噂がつきまとっています。

この件に関連して、本部長を含む3人が辞職しましたが、それは責任を取るためではなく、責任逃れのための行動と見られています。

アースジャパン株式会社は38億円の所得隠しが判明した

アイテック社は2021年8月に、マルチ商法に関する虚偽の説明などにより、消費者庁から6カ月間の一部業務停止命令を受けていました。

その後、社名を「アース・ジャパン」に変更し、本社を東京都内から金沢市に移転します。

しかし、この会社のグループは、国税局の税務調査を受け、約38億円の所得隠しを指摘されました。

アースジャパンは、新たな顧客を獲得した会員に報酬を支払う「連鎖販売取引」、いわゆるマルチ商法を行い、事業を拡大していました。

東京国税局からは、架空の外注費の計上や売上の一部の除外などについて指摘したということです。

指摘された申告漏れの総額は、グループ全体で約49億円。

そのうち約38億円が悪質な所得隠しに該当し、約19億5000万円が追徴課税されたとされています。

旧アイテックインターナショナルの良い口コミ

ここからは旧アイテックの良い口コミについて紹介していきます。

商品については、比較的に高評価でした。

旧アイテックインターナショナルの悪い口コミ

ここからは旧アイテックの悪い口コミについて紹介していきます。

勧誘やセミナーに関する口コミが多数でしたね。

まとめ

今回は、旧アイテックについて解説してきました。

現在は社名を変更しアースジャパンとして活動を続けているようです。

旧アイテックはやばい!と言われる6つの理由
  • 行政処分により6カ月間の一部業務停止命令になった
  • 大学と共同研究をしているかのように説明していた
  • 特定負担を伴う取引の勧誘の目的を明確にしていなかった
  • 特定商取引法の責任を回避しようとしていた
  • 自称相談役は行政処分前に会社を売却して責任逃れ?
  • アースジャパン株式会社は38億円の所得隠しが判明した

商品というよりも、経営者や自称相談役に問題があると判明しました。

頻繁に社名と代表も変わる企業は「やばい」としか言えませんよね。

また社名が変更にならないことを祈りたいですね。

商品を使いたいという人は、公式サイトはもちろんAmazon楽天市場でも販売されています。

商品自体は高評価ですので、気になる人は使用してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です