ニュースキンがやばいと言われる理由を5つの視点から徹底検証!

ニュースキンは「自由な働き方」で注目される一方で、「やばい」と言われる理由も多くあります。

実際口コミでは、報酬の仕組みや勧誘方法などで多くの問題点が指摘されています。

この記事では、SNS・口コミ・制度情報をもとに、5つの視点から実態を徹底検証しました。

「なんとなく不安」「関わるか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事

ニュースキンを使っている芸能人16選!愛用製品や美容法を紹介

【仰天】ニュースキンの勧誘手口8選!はちみつ肌づくり・評判・インスタで分かる本音とは?

【衝撃】ニュースキン信者の特徴とは?やっている人のSNSも紹介

【これが現実ッ】ニュースキン信者の末路!成功者との違いは何?

ニュースキン成功者の名前を大公開!成功までの6つの秘訣とは

はちみつ肌づくりは怪しい?ねずみ講の噂や効果・注意点を解説

目次 閉じる

ニュースキンの基本情報

参考:ニュースキン訪販ニュースダイレクトセリング

参考:ニュースキン公式サイト

ニュースキンは、1984年にアメリカ・ユタ州で生まれた美容・健康ブランドです。

スキンケア製品やサプリメント、美顔器などを中心に展開し、現在では世界50カ国以上で愛用されている外資系企業として知られています。

ニュースキンの主な特徴3つ

日本でも上位にランクインする実績ある企業

ニュースキンは、2025年「ネットワークビジネス売上ランキング」で第5位にランクイン。

1993年の日本法人設立以来、30年以上にわたり安定した売上を維持しており、健康・美容分野での支持を広げています。

※ランキングは、2023年10月~2024年9月の決算期をもとに集計されています。(出典:月刊ネットワークビジネス)

スキンケア・美容機器・サプリメントに強い

ニュースキンは化粧水やサプリだけでなく、IoT美顔器「ルミスパ」など先進的なアイテムも展開しています。

美容と健康を総合的にケアできるのが、大きな強みです。

独自の紹介制度(ネットワークビジネス)を採用

ニュースキンは店頭販売を行わず、会員による紹介制を採用しています。

「自由な働き方」や「副業」として注目される一方、「仕組みがわかりづらい」と感じる人も少なくありません。

日本での展開

日本法人「ニュースキンジャパン」は1993年に設立され、東京都港区に本社があります。

項目内容
社名ニュースキンジャパン株式会社
(Nu Skin Japan Co., Ltd.)
本社所在地東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア14階
開業年月日1993年4月23日
代表取締役社長小林 和則
資本金2億円
事業内容パーソナルケア製品、栄養補助食品、生活関連製品の製造・輸入・卸売販売、インターネット関連サービスの提供

人気の代表製品4選

ニュースキンにはさまざまな製品がありますが、特に人気が高いのが以下の4つです。

製品カテゴリ製品名特徴・ポイント

美顔器
ageLOC ルミスパ iOニュースキン初のIoT美顔器。
アプリ連動&2分ケアで洗浄。

化粧水・基礎化粧品
pHリッチトーナー
Q10スキンローション ほか
弱酸性で肌にやさしい。
日常使いしやすい価格帯。
フェイスリフトパックやクレンジングも人気。

サプリメント
ライフパックシリーズビタミン・ミネラルを補給サプリ。
ナノプラス・ジャンガマルズなど目的別に選べる。

サプリメント
ユーススパン R若さの質に着目した高機能サプリ。
レスベラトロールを高配合し、見た目や印象もサポート。

ageLOC ルミスパ iO(美顔器)

引用:ニュースキン公式サイト

ニュースキン初のIoT美顔器。

アプリと連動し、2分間で洗顔+スキンケアが完了する時短設計です。

独自のマイクロパルス洗浄で、毛穴汚れや肌のハリ不足にもアプローチできます。

良い点

  • 毛穴・くすみ・ハリ不足をまとめてケアできる
  • 毎日2分で続けやすい
  • アプリ連携で肌状態に合わせたケアが可能

気になる点

  • 価格はやや高め
  • スマホの設定や操作がやや手間という声も
  • 継続使用しないと効果が実感しにくい
こんな人におすすめ!
  • 毎日の洗顔時間を短縮したい方
  • 肌のくすみや毛穴が気になる方
  • ハンドケアでは物足りないと感じている方

ニュースキンシリーズ

弱酸性で肌にやさしく、日常使いしやすい化粧水です。

乾燥が気になる肌をしっとり整えてくれるので、敏感肌の方にもおすすめ。

フェイスリフトパックやクレンジングと一緒に使う人も多いです。

良い点

  • 弱酸性で肌にやさしい
  • べたつかずにしっとり保湿できる
  • 日常使いしやすい価格帯

気になる点

  • 即効性より「じんわりタイプ」
  • 香りや質感に好みが分かれることも
  • 乾燥がひどいときは保湿力が物足りないことも
こんな人におすすめ!
  • 毎日の保湿ケアに使いやすい化粧水を探している方
  • 敏感肌や乾燥肌で悩んでいる方
  • 基本のスキンケアを求めている方

ライフパック(サプリメント)

ビタミンやミネラルをバランスよく配合した、ニュースキン定番の栄養補助サプリ。

「ナノプラス」や子ども用「ジャンガマルズ」など目的に応じたシリーズ展開があり、家族で使えるのも魅力です。

良い点

  • 栄養バランスを総合的にサポート
  • 目的別にシリーズ展開あり
  • 家族で使える安心設計

気になる点

  • サプリにしてはやや価格が高め
  • 一部の成分が合わない人も(体質による)
  • 粒が大きめで飲みにくい
こんな人におすすめ!
  • 食事だけでは栄養バランスが不安な方
  • 忙しくて健康管理が後回しになっている方
  • 家族みんなで使えるサプリを探している方

ユーススパンR(サプリメント)

ニュースキン独自の「若さの質」に注目した高機能サプリメント。

トランス型レスベラトロールやQ10、EPA・DHAなどが配合されており、体の内側から若々しさをサポートしてくれます。

良い点

  • 若さを保つ成分が豊富に含まれている
  • アンチ・ドーピング認証で安心
  • 飲み続けやすい分包タイプ

気になる点

  • 高機能ゆえに価格は高め
  • 効果を実感するには継続が必要
  • 1日2回に分けて飲む必要がある
こんな人におすすめ!
  • 年齢による見た目や体調の変化を感じている方
  • 将来の健康を意識したケアを始めたい方
  • サプリで体の内側から若々しさを保ちたい方

この4製品は、ニュースキンの中でも特に人気の高いアイテムです。

製品の特長や向いている人をチェックしながら、あなたに合ったものを選んでみてくださいね!

品質へのこだわり

ニュースキンでは、製品の安全性と効果を保証するために「6S品質プロセス」という独自基準を導入しています。

6つのSとは?

ステップ内容
選択
(Selection)
原料の有効性・安全性・肌との相性を厳しくチェック
ソーシング
(Sourcing)
信頼できる供給元から高品質な成分を調達
仕様
(Specification)
製品に必要な濃度・成分基準を明確に設定
標準化
(Standardization)
成分の量や効果が製品ごとに均一になるよう調整
安全性
(Safety)
重金属・刺激性・アレルギーなどのリスクを徹底検査
実体化
(Substantiation)
科学的根拠や臨床試験で効果を確認・証明

製品はすべてこの工程をクリアしたもののみが販売されており、「安心して使える」理由となっています。

ニュースキン「やばい」と言われる理由①:ビジネスモデルや仕組みの問題点

ニュースキンのビジネスモデルはMLM

ニュースキンは、マルチレベルマーケティング(MLM)方式を採用しています。

MLM(マルチレベルマーケティング)とは?
商品やサービスを口コミで広め、販売活動を行うビジネスモデル。

ニュースキンの場合は、自分のスタイルに合わせて「副業型〜本業型」まで自由に展開できるのが特徴です。

商品を販売するだけでなく、仲間を勧誘して組織(ダウンライン)を広げることで、報酬が発生する仕組みです。

ビジネス会員になるには、紹介者を通じて登録料4,500円を支払い、オンラインまたは書類で申請・本人確認を行います。

報酬プランはベロシティ(Velocity)と呼ばれる制度を採用

ニュースキンの報酬プランは、「ベロシティ(Velocity)」と呼ばれる独自制度を採用しています。

  • 小売利益(自力で稼ぐ)
  • ボーナス収入(紹介と組織で稼ぐ)
  • タイトル制度(長期的なステップアップ)

という三層構造で成り立っており、初心者から上級者まで段階的に収入が伸びる仕組みです。

小売利益

小売利益は、仕入れ価格と販売価格の差額が収入になる仕組みです。

ニュースキン製品を卸価格で仕入れ、自分で設定した価格で販売することで、直接利益が得られます。

例:1万円で販売 → 7,000円で仕入れ → 差額3,000円が利益。

ボーナス収入

「ベロシティ」では、3つのボーナスから構成されています。

ボーナス名内容目安
シェアリングボーナス紹介したお客様の購入に応じて得られる(会員価格の約3%)初期段階の主な報酬
ビルディングボーナス毎月の売上目標(例:2000ポイント)を達成すると支払われる月2~5万円ほどの報酬モデル
リーディングボーナスビジネスパートナー(代理店)を育てることで得られる高額報酬の源泉。上位者向け

タイトル制度

ニュースキンでは、売上と組織構築に応じて「タイトル(ランク)」が付与されます。

参考:ニュースキン公式サイト

ブランドレプリゼンタティブ(BR)になるには?

6か月以内に約72万円(12ブロック)の売上を達成し、そのうち約24万円分はダウンラインの売上があることが条件です。

さらに、期間中は毎月約12万円(2ブロック)以上の売上を継続する必要があります。

※1ポイント=約120円相当と仮定しています。

ノルマが高く、個人だけでの達成が厳しい

ニュースキンの報酬は、「ダウンラインの売上」に依存しているので、自分だけ販売しても上位ランクには上がれません。

ニュースキンのタイトル保持条件一覧

タイトル取得条件維持条件
ブランドレプリゼンタティブ(BR)・6か月以内に12ブロック(約72万円)
・うち4ブロック(約24万円)は直下のダウンによる売上
・毎月2ブロック(約12万円)を6か月間連続達成
毎月約24万円の売上
ブランドパートナー直下にBRを1人作る毎月約24万円の売上
シニアブランドパートナー直下にBRを2人作る毎月約24万円の売上
エグゼクティブパートナー直下にBRを4人作る毎月約24万円の売上
ブランドディレクター・直下にBRを4人
・10,000ポイントの売上チームを1つ作る
毎月約24万円の売上
シニアブランドディレクター・直下にBRを5人
リーダーシップチーム
 ①10,000Pの売上 ×1チーム
 ②20,000Pの売上 ×1チーム
毎月約24万円の売上
エグゼクティブディレクター・直下にBRを6人
・リーダーシップチーム
 ①10,000P ×1
 ②20,000P ×1
 ③30,000P ×1
毎月約24万円の売上
プレジデンシャルディレクター・直下にBRを6人
・リーダーシップチーム
 ①10,000P ×1
 ②20,000P ×1
 ③30,000P ×1
 ④40,000P ×1
毎月約24万円の売上

各ランクには、毎月の「維持の条件」があります。

しかし、顧客やダウンが少ないうちは、「買い込み」や「家族・知人への販売」に頼るケースが多くなりがちです。

自己購入もカウントされるため、ノルマも達成可能ではあるものの、本来は「他人に売って達成する」ことが前提のビジネスです。

このギャップが、多くの会員にとって大きなハードルとなっています。

組織が「独立」してしまうと報酬が減る(ブレイクアウェイの宿命)

ニュースキンでは、「ブレイクアウェイ方式」を採用しています。

「ブレイクアウェイ方式」とは、自分のダウン(部下)が昇格して自立すると、その組織が独立組織とみなされ、自分の報酬が減ってしまう仕組みです。

たとえば、あなたが「ブランドディレクター」で、ダウンのAさんも同じく「ブランドディレクター」に昇格した場合、Aさんの組織はあなたから独立したとみなされます。Aさんの売上はあなたの報酬計算の対象外となり、Aさんが上げた売上に対して、あなたはボーナスを受け取れなくなります。

一部の上位会員の中には「ダウンを育てすぎない」「独立させないように調整する」といった行動に出るケースもあります。

ニュースキンがやばいと言われる理由➁:金銭的リスクの問題点

多くの人が自腹を切ってランクを維持している

ニュースキンでは、ブランドレプリゼンタティブ(BR)のランクを維持できないと、自分の育てたグループがアップラインに移ってしまう「ロールアップ」があります。

BRを維持するには、毎月約24万円(4ブロック)の売上が必要です。

そのため、一部の会員は以下の状況に陥ってしまうこともあるようです。

  • 売上ノルマを達成するために自腹で商品を大量購入する
  • 使い切れない製品が家にあふれ赤字になる
  • ダウンライン(部下)が育たず自分で購入し続ける

グループの成長が不十分なうちは売上達成が難しく、「買い込み」でランクを維持している人が多いのが実情です。

結果として、「予想以上にお金がかかる」「毎月の維持が負担になる」といった声が上がるのです。

セミナーやイベント費用がかさむ可能性も

ニュースキンでは、モチベーション維持やスキル向上を目的に、セミナーやイベントが頻繁に開催されています。

  • 製品体験会・勉強会
  • ZoomやLINE通話での説明会
  • ランチ会・お茶会・女子会風の勧誘会
  • チーム内イベント・合宿・決起会
  • インセンティブ達成祝賀会

もちろん参加費や交通費、通信費、宿泊費は、すべて自己負担。

こうした費用は一度きりではなく、継続的に発生します。

収入が安定しないうちは、大きな負担になってしまうことも考えられます。

ニュースキンのやばいと言われる理由③:勧誘の問題点

ニュースキンとは明かさずに近づいてくる

ニュースキンで問題視されているのは、「最初に目的を伝えずに勧誘する」という手口です。

特定商取引法では、勧誘を行う場合は「事前に目的を明らかにする義務」があります。

にもかかわらず、一部では目的を隠して近づいてくる会員もいます。

  • 久しぶりに友人からランチしない?と連絡が来る
  • メイクの「体験会」形式で距離を縮める
  • 「副業に興味ない?」と曖昧な表現でビジネスの話を持ちかけられる
  • 「#はちみつ肌づくり」というワードで活動する

一見普通の交流や親切な誘いに見えても、実はビジネス勧誘が目的だったというケースがあります。

人の弱みに付け込んで誘う

就活や転職など、人生の不安定な時期に「自由な働き方」「裁量があるビジネス」と夢を語り、加入を促す手法もあります。

狙われやすい人の特徴
  • 将来が不安で「このままでいいのかな…」と思っている人
  • お金に悩んでいて、副業に興味がある人
  • 周りに相談できる人が少なく、孤独を感じている人
  • 自信がなく、「自分を認めてほしい」と感じている人

こうした気持ちに寄り添うように声をかけ、「安心できるよ」「一度体験してみない?」とやさしく誘ってきます。

最初は雑談や応援に見せかけて、少しずつ距離を縮め、最後に商品やビジネスの話を切り出してくるのが特徴です。

しつこい勧誘がある

一度断っても何度も誘ってきたり、人間関係を利用して断りづらくさせたりするケースも見受けられます。

  • 商品を買ったあと、「もっと健康になれるから」とセミナーに誘われる
  • 「自己成長できるよ」とイベントや勉強会に連れていかれる
  • 「先輩だから」「同じクラスだったよね」など、関係性を利用してくる
  • 断っても「ちょっとだけ話だけでも」と何度も連絡がくる

このように親しみや信頼を装って少しずつ距離を縮めてくるのが特徴です。

「不労所得が手に入る」と誇大に説明する

「誰でも簡単に稼げる」「放っておいてもお金が入る」といった説明をしている会員も存在します。

ニュースキンの報酬制度では、実際に高収入を得ている人は全体の1〜3%程度。

多くの人は月数千円〜数万円の収入、または赤字です。

「サブスク収入(権利収入)」という言葉は魅力的ですが、現実は毎月のノルマ(売上)を維持しないと報酬も維持できません。

ニュースキンに勧誘されたのですが、やっぱり危ないのでしょうか?

簡単に稼げる、サブスク収入だから働かなくてもお金が入ってくると言われました。
胡散臭すぎますよね。

Yahoo!知恵袋

ニュースキンのやばいと言われる理由④:商品に関する問題点

体験を通して製品の魅力を実感できるブランドセンターがある

引用:ニュースキン公式サイト

東京・表参道の「ブランドセンター」では、誰でも気軽にニュースキン製品を体験できる空間が用意されています。

ブランドセンターで体験できる内容
  • 【VISIA】肌分析・美容診断
  • 【ファーマネックススキャナー】栄養状態の測定
  • 【ビューティーバー】美顔器・スキンケア製品の体験
  • 【カフェ】寄付付きメニューで社会貢献を演出

良い点

  • 美容体験+肌診断+スキャナーで500円は「破格」と感じた人が多い
  • ブルーベリースムージーなどメニューが美味しく、寄付にもつながる点が好印象
  • 表参道の3フロア店舗で、開放感があり「また来たい」と感じる人も

気になる点

  • 全ての製品が試せると思ったら、一部しか置いてなかった
  • 「化粧品を売りつけられた」「登録を促された」などの証言あり
  • 「説明が足りない」「上から目線の人がいた」など、スタッフ対応に温度差あり

ニュースキンの場合、この体験をきっかけに「製品の購入」「登録」「勧誘」へとつながるケースも報告されています。

体験施設として活用するのは自由ですが、「ビジネスへの入り口になりやすい場所」であることも理解しておきましょう。

特定の病気がサプリで治るという

一部の会員の中には、「このサプリで病気が治った人がいる」「ガンが良くなったらしい」などと伝えて、製品やビジネスへの勧誘を行っているケースも見受けられます。

  • 「癌が治った」
  • 「アトピーがよくなった」
  • 「このサプリで薬がいらなくなった」
  • 「糖尿病が改善した」

そもそもサプリメントは医薬品ではなく、特定の病気を治す効果を保証するものではありません。

この商品だけでこんなに綺麗になる!」投稿が多い

最近よく見かけるのが、「#はちみつ肌づくり」のハッシュタグを使ったインスタ投稿。

ツヤツヤの肌、ナイトルーティン、ビフォーアフターを載せて、「このケア方法で肌が変わりました」とアピールしている内容です。

ただの美容投稿に見えますが、裏では、ニュースキンへの勧誘が隠れているケースがあります。

実際によくある流れ
  • 「はちみつ肌」系の投稿に興味を持ってリアクション or コメント
  • 投稿者から「詳しく知りたい方は『はちみつ』とDMください」と案内
  • DMを送ると、「オンライン講座や商品体験がある」と誘われる
  • 最終的に、ニュースキンの商品やビジネス説明へとつながる

こうした投稿では、最初からニュースキンという名前を出さないのが特徴。

あくまで美容好きの個人として登場し、関係性を築いてから勧誘を始める手口です。

「この商品だけで劇的に変わる」情報には、冷静な目で判断しましょう。

ニュースキンの製品は市販で売られていない

ニュースキンの製品は、スーパーやドラッグストアでは販売されていません。

購入したい場合は、以下の方法があります。

  • 公式Webサイト・公式アプリ
  • 電話注文
  • Amazon公式ストア

公式Webサイト・公式アプリ

もっともおすすめなのは、公式Webサイトまたは公式アプリからの注文です。

24時間いつでも利用でき、新商品やキャンペーン情報も確認しやすいため、便利でスムーズです。

電話注文

電話での注文も可能です。

電話注文

固定電話:0120-200-449(通話料無料)

携帯・スマホ等:03-4540-7121(通話料お客様負担)

受付時間:月〜金 9:00〜21:00/土曜 9:00〜17:00(日・祝休)

65歳以上の方には「プラチナライン」という専用の電話窓口もあります。

65歳以上のプラチナライン

フリーダイヤル(通話料無料):0120-100-146
受付時間:月~金 9:00~17:30 (土・日・祝 休)

Amazon公式ストア

ニュースキンは「アマゾン公式ストア」でも一部製品を販売しています。

購入に関しては、ニュースキンではなくAmazonの規約が適用されます。

注文・返品・交換などの対応もすべてAmazon側の判断となるため、公式サイトとは異なるルールや対応になる点に注意してください。

ニュースキンのやばいと言われる理由⑤:人間関係の悪化を指摘する声も

相手との関係が「お金」になるから

MLM(マルチレベルマーケティング)は、商品を紹介して買ってもらうことで報酬が発生する仕組みです。

たとえ友人や知人であっても、無意識に「売上」や「報酬」といった視点が入り込みやすくなります。

相手もそれを敏感に感じ取り、「利用されているのでは?」と不信感を抱くことで、距離ができてしまうのです。

無理な勧誘で人間関係が崩れる

ニュースキンなどのMLMでは、いわゆる「100人リスト」と呼ばれる勧誘対象のリストを作らされることがあります。

今まで出会った友人、職場の同僚、家族、近所の人まで名前を挙げ、順に連絡して勧誘していくよう指導されることも。

中には「ニュースキン」と聞いただけで拒否されることも多く、勧誘をきっかけに友人や家族との関係が壊れるケースもあります。

ビジネスを辞めると裏切り者扱いされることもある

MLMでは、ダウンラインの人が抜けてしまうとアップラインの報酬が減ってしまうため、やめること自体が人間関係の悪化につながるケースもあります。

  • 「辞めたら後悔するよ」とプレッシャーをかけられる
  • 辞めた途端に連絡が来なくなる
  • 辞めたことを責められる
  • 一緒に活動していた会員から距離を取られる

ニュースキンは個人事業主としての活動にあたるため、続ける・辞めるはあくまで本人の自由です。

辞めたい場合は、ミーティングに参加せず、連絡を断つなどの対応を取っても問題ありません。

相手との関係性にもよりますが、自分を守るために、必要であれば連絡先をブロックするという選択もひとつです。

ニュースキンはなぜ捕まらないの?違法にならない理由

ネットワークビジネスはねずみ講と違い合法である

ニュースキンは、日本の法律(特定商取引法)で認められている合法的なビジネスです。

「商品を売ること」が前提になっており、金銭のやり取りだけで報酬がもらえる「ねずみ講」とは根本的に異なります。

コンプライアンス体制も整えている

ニュースキンは1996年からニューヨーク証券取引所に上場しており、財務や運営の透明性が求められる立場にあります。

そのため、販売員による違法行為を防ぐための監視体制を整えています。

  • 社長や経営幹部を中心とした委員会を設け、ビジネス会員の活動を確認・指導。
  • コンプライアンスに関する規定テストに合格しないとビジネス開始不可。
  • テスト合格後も、印刷物・研修・マニュアルを通じて法令遵守を徹底。
  • 「ブランドメンバー規約」や「行動基準」などを定め、すべての会員に公開。
  • 実際の平均報酬額を毎年公開。説明時は資料の使用を義務付け。
  • 不適切な行為が確認された場合、委員会が検証・是正を行う体制あり。
  • 専用の相談窓口や返品制度、クーリングオフ対応を整備。

上記の取り組みはありますが、「絶対に違法にならない」わけではありません。

組織としての体制があっても、結局は会員一人ひとりの行動がすべてです。

どんなに体制を整えていても、その上で違反行為が起きたら当然、処分の対象になります。

ネットワークビジネスでも違法になるケースもある

ネットワークビジネスは合法なビジネスですが、やり方によっては法律違反になる可能性もあります。

実際に、特定商取引法に違反するおそれがある行為を見ていきましょう。

特定商取引法違反となる行為(連鎖販売取引)
  • 勧誘目的を言わずに会う(例:雑談のふり)
  • 商品や利益についてウソをつく
  • クーリング・オフできないと偽る
  • 強引・脅すような勧誘をする
  • 誇大広告(「必ず儲かる」など)
  • 概要書面や契約書面を渡さない
  • 内容を説明せずに契約させる
  • 勝手に広告メールを送る
  • 返品や解約に応じない
  • 利益の計算方法を広告に書かない
  • 公衆の出入りしない場所で勧誘する

これらに違反すると、行政処分や刑事罰の対象になる可能性があります。

日本においては、ニュースキンが行政処分を受けた記録は現在のところ確認されていません。

ですがニュースキンは過去に、誇大広告や虚偽の説明などで米国や中国から罰金処分を受けています。

海外での繰り返される処分歴を見ると、ニュースキンそのものに疑問を感じる人も少なくありません。

参考:連鎖販売取引|特定商取引法ガイド

参考:Bloomberg

参考:Federal Trade Commission

参考:Nu Skin lawsuit settlement

ニュースキンは日本撤退の予定はある?

結論からいえば、ニュースキンが日本から撤退するという正式な発表は出ていません。

ここでは、日本市場におけるニュースキンの現状と、撤退の可能性について解説します。

日本市場はまだ重要な拠点

ニュースキンにとって日本は、アメリカ・中国・韓国に次ぐ売上上位の市場です。

2024年の日本での売上は約274億円で、ニュースキン全体売上の約11%を占めています。

この規模を踏まえると、現時点で日本からの撤退は考えにくいといえるでしょう。

参考:TradingView

撤退のウワサはなぜ出るの?

下記が重なったことで、「ニュースキンは日本から撤退するのでは?」という憶測が広まったと考えられます。

  • 売上が2期連続減少
  • 会員数(セールスリーダーなど)の減少
  • 名古屋・横浜・大阪・福岡のエクスペリエンスセンター閉店
  • 原材料・運送費の高騰

一方で、ニュースキンは新製品(例:LumiSpa iO、MYND360)を日本市場に投入しています。

東京のブランドセンターは引き続き営業しており、新商品の展示やイベントも継続中です。

こうした取り組みから、新製品やマーケティングによって巻き返しを図っている段階といえるでしょう。

ニュースキンに勧誘されたときの6つの注意点

ニュースキンは合法的なビジネスですが、すべての人に向いているとは限りません。

勧誘された際に慌てて判断せず、以下の5つのポイントを冷静に確認してから、参加の是非を決めましょう。

ビジネスモデル(MLM)を正しく理解する

ニュースキンは「連鎖販売取引(MLM=マルチレベルマーケティング)」を採用しています。

報酬は「ダウンの人数と売上に左右される」点にあります。

組織を広げなければ収入が安定しないため、自分で売るだけでなく人を巻き込む活動が必須でのビジネスです。

勧誘者が「ノルマはないよ」と言った場合でも、実際は定期的な購入や組織作りが求められるため、事前に仕組みをしっかり理解しておきましょう。

製品の価格と必要性を冷静に見極める

ニュースキンには、スキンケア・サプリ・美顔器などさまざまな製品があります。

品質自体は悪くないとされますが、価格は市販の製品に比べて割高です。

始める前に以下を確認しましょう。

  • 製品は自分の生活に本当に必要か?
  • 続けられる価格か?
  • 類似商品がもっと安く買えるのでは?

「売上を維持するために」という状況になると、自分に必要のない製品を買い続けることになりかねません。

人間関係に悪影響が出る可能性も

MLMは「人に紹介してナンボ」のビジネス。

つまり、友人・家族・知人に声をかけて勧誘することが前提です。

最初は応援してくれるかもしれませんが、次第に関係が気まずくなったり、距離を置かれたりする例もあります。

断られたときのフォロー方法も考えないと、勧誘する側も精神的なダメージを受けやすくなるでしょう。

収入の現実とリスクを知る

「収入アップ!」「月10万円は余裕!」といった言葉に期待しすぎるのは危険です。

実際、ニュースキンで十分な収入を得ている人はごく一部。

多くの人は以下の現実に直面します。

  • 売上やタイトル維持のために自腹で購入する
  • 勧誘に疲れてストレスを抱える
  • 赤字でも「続ければ夢は叶う」と言い聞かされる

成功者の多くは、何年もかけて大きな人脈を築いた上位層ということも視野に入れておきましょう。

クーリング・オフ制度を活用できる

ニュースキンでは、一定期間内であれば契約のキャンセルや製品の返品が可能な「クーリング・オフ制度」が適用されます。

クーリング・オフとは特定商取引法に基づく制度で、無理な勧誘や誤解によって契約してしまった場合の救済措置です。

クーリング・オフが適用されるケースは2つ

① 製品購入の場合

  • 対象:ニュースキン会員から直接購入した製品
  • 期間:商品を受け取った日を含めて8日以内
  • 方法:書面またはメール・チャットなどの電磁的記録でもOK

② ビジネス会員登録の場合

  • 対象:ニュースキンのビジネス会員として登録した契約
  • 期間:契約書面を受け取った日を含めて20日以内
  • 方法:同様に書面・メール・チャットで通知可能

ニュースキンのようなネットワークビジネスでは、勢いで登録してしまう人も少なくありません。

もし「やっぱりやめたい…」と思ったら、クーリング・オフ期間内に対応しましょう。

不安な場合は消費者センターに相談する

「契約してしまったけど不安…」「解約できるの?」という場合は、消費生活センター(全国共通番号:188)に相談するのが安心です。

消費者センターでは、状況に応じて以下の3つの方法で支援しています。

自分で解決できるようサポート

たとえば、「クーリング・オフの申請方法を知りたい」「どこに連絡すればいいか分からない」といったケースに対し、消費者自身でスムーズに対応できるよう、アドバイスを提供してくれます。

事業者との間に入って交渉

クーリング・オフ期間が過ぎてしまった場合でも、契約内容に問題があると判断されれば、センターが事業者に連絡して交渉の仲介をしてくれる場合もあります。

「あっせん」は法的な強制力こそありませんが、事業者も対応せざるを得ないことが多く、実際に解決したケースも多く報告されています。

その他の専門機関との連携

トラブルの内容が複雑な場合や、法的なアドバイスが必要な場合には、弁護士や行政の相談窓口との連携も視野に入れて対応してくれます。

ニュースキンに関するよくある質問

ニュースキンって違法なんですか?
ビジネス自体は違法ではありませんが、勧誘方法によっては法律違反になることがあります(例:目的を隠す・誇大広告など)。
クーリングオフはできますか?
製品は8日以内、会員登録は20日以内なら可能です。書面・メールで申請できます。
商品はどこで買えるの?
公式サイト、紹介者経由、Amazon公式ストアなどで購入できます(市販はされていません)。
ニュースキンって本当に儲かるの?
ほとんどの人は月数千円〜赤字です。成功しているのはごく一部です。
「#はちみつ肌づくり」はニュースキンと関係ある?
SNS経由の投稿から勧誘につながるケースが多いです。

まとめ

ニュースキンが、「やばい」と言われている理由は5つです。

  • ビジネスモデルや仕組みの問題点
  • 金銭的リスクの問題点
  • 勧誘の問題点
  • 商品に関する問題点
  • 人間関係の悪化

上記のように、慎重に見極めたい点がいくつもあります。

ニュースキン自体が違法なわけではありませんが、始める前に仕組みやリスクをよく理解しましょう。